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目が合わない。うちの子自閉症?
「うちの子自閉症?」ってちょっと不安に思ったのって、何がきっかけでしょうか。
よくあるのが「笑わない」「目が合わない」
ですよね。
うちの子はよく笑い、よく目も合いました(今思えばです)。
でも、今は結構自閉強めの子に育っています。
療育センターの同じクラスの子も、目が合う子、合わない子がいます。
今日はそのことについてお話ししようと思います。
うちの子目が合ってないかも?と思うママへ
目が合っているか合ってないかわからない状態なら、多分目は合っています。
「目が合わない」って、露骨にわかるんですよ。
「呼ばれても振り向かない」「自分が呼ばれているのかわかっていないかも」は
「目が合う・合わない」とはまた別の事象です。
健常児でも、3歳ぐらいまでは、自分の興味のあることに没頭することも多いため呼ばれても振り向いたりしない子もいます。
(それはまた別の記事で)
「目が合わない」ってどういうこと?
「目が合わない」って実はとても分かりやすいです。
「アイコンタクト」が取れないのです。
例えば、「ママの顔色をうかがう」
とか
「欲しいものがあるときにママの顔を見る」
とかです。
こういうことは、健常児なら2歳代ででき始めます。
理解の速い子はママの顔を見て
「これはしてはいけないことだ」
と感じます。いわゆる「空気を読む」ってやつですね。
「目が合わない=自閉症」ではない
3歳ぐらいまでのお子さんなら、健常児でも目が合わないことがあります。
年齢(月齢)の小さいうちは、それだけでは判断できません。
目が合っていないからといって、自閉症だと決めつける必要はありません。
ただ、「目が合いづらいかも」と感じるママのカンは大事にしてほしいです。
「目が合うから自閉症じゃない」ではない
うちの子は、自分の名前を認識したぐらいから、呼ばれたら振り向くし、目も合いました。
だから最初は
「うちの子自閉症かな?でも目は合うし、呼ばれたら振り向くし・・気のせいなの?」
とぼんやり思っていました。
ただ、やはり先ほど書いたように「アイコンタクト」が健常児より遅かったです。
今思えば、ですけどね。
アイコンタクトが取れるようになったのは5歳を過ぎてからです。
3歳ぐらいまでは、本当に
「アイコンタクト」が出来ませんでした。
自閉症の子でも、発達はゆっくりながら成長しますし理解も進みます。
年齢が上がるにつれて日々の生活から学び、経験も積み上がりますのでアイコンタクトができるようになる子もいます。
目も合うようになる子もいます。
自閉症の子は笑わないって本当?
そんなことはありません(笑)。
それは迷信レベル、都市伝説レベルの話です(笑)。
うちの子は小さいころから今まで、よく笑い、よく泣きました。
「自分の殻に閉じこもる」なんてありません。
面白いことがあったら笑うし、悲しかったら泣きます。
自閉症の子(正確には知的障害がある子)が笑わないと言われているのは、
「それが面白いかまだ理解できないから」です。
理解できる年齢のはずなのに、おもしろいことで笑わないからです。
これは自閉由来の状態ではなく、知的発達の遅れに寄ることのほうが当てはまります。
ネットで検索ばかりせず、診断を受ける
ネットの情報をうのみにしないでください。
私も自分の子の情報をだしていますが、あくまで自分の子の場合であり、
全てのお子さんに当てはまるわけではありません。
あくまでいち母親としての経験談ととらえてください。
ただ、私の場合は心理学科を卒業し、児童心理学も履修し
療育に携わるボランティアもしていますので
ほんのちょっと経験からお話しできることが多いだけです。