災害対策していますか。

何もない時こそ、防災についてきちんと考え、いざという時の準備をしておきましょう。

うちは自閉症児がいるので、防災グッズも特殊です。

うちは事情があって、体育館に避難したことがあります。

ええ、そりゃあもう、暴れてしんどかったです(笑)。

その経験から、防災グッズは以下のものを揃えています。

 

うちの普通の防災グッズはこれ。キャリーと迷いましたが、両手空かないと悲惨なことになるので(笑)。脱走とかね。

 

防災・支援ハンドブック

ネットで探すといろんな地域が出しているハンドブックがあるのですが、

日本自閉症協会(http://www.autism.or.jp/bousai/)が出しているハンドブックが一番わかりやすかったです。

防災・支援ハンドブック

■ 平成24年3月作成 防災・支援ハンドブック ■

防災・支援ハンドブック(本人・家族用)※サイズ5.83MB
防災・支援ハンドブック(支援者用)※サイズ3.76MB
助けてカード※サイズ1.08MB

※ サイズが大きいため、携帯電話からご覧いただく場合などご注意ください。

■ 携帯電話用
防災ハンドブック携帯電話版(支援者用)
※ 平成20年に作成した防災ハンドブック(支援者用)を携帯電話用に変換したものです。
正式なものとは少しデザインなどに違いがありますのでご了解ください。

引用:日本自閉症協会

本人・家族用は、ちょっと難しいです。特に本人には。

ひらがなが読めるようになったら、「読んでね」のページを親と一緒に月に一回ぐらい遊びの中で読むようにするとよいです。

漢字もあるので、小学校低学年にならないと難しいでしょう。

 

我が子の場合

うちの子はこだわりが強く、ルールは守る特性がありますので

「地震の時は机の下にもぐる」

「火事の時は外に逃げる」

など日常的に刷り込み(笑)をしています。

(他人にも強制するので閉口しますが・・・)

防災・支援ハンドブック(支援者用)の熟読を

防災・支援ハンドブック(支援者用)は熟読してください。

これは親が読み、避難所や支援者に対して支援を求めるときに、

何を、どのように伝えたらいいのか、わかりやすくまとめています。

引用:日本自閉症協会

 

「助けてカード」は常時携帯を

助けてカードが一番重要ですね。普段から持たせておくとよいです。

災害はいつ起こるかわかりません。

これは四つ折りにして、子供にいつも持たせましょう。

リュックの中でも小さいクリアファイルに入れておけばすぐわかります。

ヘルプマークの常時着用を

うちは療育センターへのリュックに、ヘルプマークをつけています。

裏には住所、氏名、自宅の電話番号を書いています。

もし迷子になっても、連絡してくれるはずです。

自治体で無料で配っているものですので、

お住いの市役所の福祉課もしくは児童課に電話してみてください。

 

避難時の絵カードをまとめたもの

視覚優位のお子さんは、災害時ほど絵カードが効果的です。

ただ、普段から使っていないと、緊急時に見せても役に立ちません。

横浜市が出している「コミュニケーションボード」は

私もダウンロードして普段から使っています。

「はい」「いいえ」「痛い」など障害児でも一目でわかりますので

気持ちを伝えづらいお子さんに最適です。

横浜市障害福祉部 コミュニケーションボード

 

イヤーマフ

聴覚過敏のお子さんがいる場合は、イヤーマフは必須です。

子は体育館や集会所、イベント中の教室といった「ざわざわした場所」が苦手です。

避難場所って大抵ほかの人がいるので、自閉症児はかなり苦痛だったでしょう。

そんなに高価なものではないので、防災グッズとしてリュックに入れておいてください。

私が子供用に買ったときは、折りたためずかさばりましたが

今は折りたためるものが多いです。

あと、汗をかくのでパットが洗える

(もしくは使い捨てで取り換えられるもの)

にしたほうがいいです。

おすすめはこれ。うちはこれの旧型です。

イヤーマフは、値段の差は機能の差です。防音の差というよりは、

・折りたためる

・洗える

・細かい調節ができる

といった違いがあるだけなので、安くて全然かまいません。

 

おくるみ

>意外ですよね(笑)。

うちの子には効果抜群でした。

ただ、小学校低学年までですね、ママと触れ合って安心するのは。

抱っこというよりは、カンガルーの真似っこのように、

おなかに入って遊ぶといったほうが正しいです。

安心しますし、温かいし、なにより気が紛れて時間がつぶせます。

大判で、スケスケのものがいいです。

うちはあかちゃん時代のおくるみをそのまま使いましたが、全然問題なかったです。

 

おもちゃ

間違いなく必要です。それも、自分の子が集中して遊べるものです。

とにかく、避難の時って時間だけがあるんです。それも不安だらけで何もできない時間。

ぼーっとしているのは大人でも苦痛です。避難所を勝手に出ることもできません。

ですので、お子さんにあったおもちゃで

例えばトミカだったり、

ひらがな表だったり、

お絵描き帳だったり。

日本地図だったり。

ブロックやぱずるだったり。

リュックに着替えなどを入れる隙間があったら、

代わりにおもちゃを突っ込んでください。着替えなどより役に立ちます。

子供の泣き声や、飽きた時のグズグズは、なにより大人がしんどいです。

 

 

子が食べられる食べ物

うちの場合は、食べ物は本当に苦労しました。

偏食がひどいので、避難所ででる炊き出しは一切NG。

食べられるものがないと一切食べません。

お菓子でもなんでもいいので、

子が食べられる食べ物をリュックに入れておいてください。

2~3日ならお菓子でしのいだっていいです。緊急事態です。

食べ物がなくて栄養失調になるぐらいなら、

お菓子で満腹になったほうが気がまぎれます。

 

スマホの充電器

もうこれ、絶対です(笑)。

youtubeみたり、ゲームしたり、苦痛な避難所生活には必須です。

電波が届かなくてもできることはあります。

その時は手回しの充電器を持っていたのですが、

(電池がいるものは電池が切れると使えないと思ったのです)

15分手回しで10分ぐらいしか充電できません。

はっきりいって、何の役にも立ちませんでした。

疲れるし。

ひたすら回す気力・体力なんてありません。

おすすめはこれ。うちのはこれの旧型ですが、日常的にも使っています。

 

数日に一回、充電するだけで準備OK。

iphoneならフル充電できます。
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うちの場合は、とにかくざわざわがダメなので

避難場所でもなんとか過ごせるグッズが有用でした。

あなたのお子さんも、いざというとき

安定して過ごせるよう配慮してあげてくださいね。

 


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